近年女子ツアー人気は非常に高く、会場も多くのギャラリーで賑わいます（2016年37試合）、それに反し男子ツアーの国内試合はなかなか人気の回復が遅れているようですが、やはり男子選手の飛距離やパワーは、一般にはなかなか真似できないレベルであり世界的にも魅力のあるツアーです。そんななかPGA（国内）シニアツアー人気が上昇していることは意外に知られていません。50歳以上のプロを対象としたツアーは、ツアー競技17試合、後援競技5試合と試合数を増やし続けています。また2017年には、米国チャンピオンズツアーの日本開催も決まり、世界のトップシニアプレーヤーを目の前で観戦出来るようになります。今注目のカテゴリーと言えます。
本来であれば歳を重ねるごとに人の体は衰えていくものですが、ツアー競技に加え、地方オープンやプロアマ戦を入れると年間30試合以上、200ラウンド以上されるシニア選手のコンディショニング管理はどんなものなのか、これからツアー帯同トレーナーを目指す方やゴルファーサポートを始められる方へ向けて、医療従事者とゴルフトレーナーの視点で、簡単な実技も交ぜながらながらお話をさせていただきます。
■講師プロフィール
平野佳人（YOSHIHITO HIRANO) EIR ATHLETES 代表 /柔道整復師 / 横浜市内の接骨院で8年の研修を経て独立開業。神奈川県体育協会医科学委員会トレーナー部会員。神奈川県体操協会器械体操国体代表チームやジュニア強化選手育成からトレーナーキャリアをスタートさせる。ゴルフにおいては2004年より。「身体機能とゴルフスイングの関連性」をスクーリニング評価から提案するプログラムをティーチングプロの協力を得てゴルフスクールでスタートさせる。「スイングは現在の身体から生まれる」を提唱し、アマチュア・ジュニアゴルファーを対象に傷害なくゴルフを続けられるようメディカルの視点でも指導・サポートを行っている。12年間の活動を通し多くの若手プロが誕生。現在は、LPGAツアー・JGTO帯同トレーナーを経て、2014年シーズンよりPGAシニアツアー帯同トレーナーとして常時複数選手のサポートを行っている。
■2016年12月11日（日）
ゴルフフィットネスカンファレンス内
■ 講義時間
講義タイムスケジュールは、こちらになります。
